新年安全祈願祭

 建災防大阪府支部は、116日(火)に大阪市天王寺区の生國魂神社で新年安全祈願祭を執り行いました。

 安全祈願祭には、大阪労働局から荒木 祥一 局長をはじめ局幹部をお招きし、錢高 久善 支部長、参与ら関係者約40名が出席しました。

 神官によるお祓い、祝詞奏上が行われたあと、錢高支部長が神前に玉串を奉奠し、今年1年の建設工事の安全を祈願しました。

 神事のあと、安全祈願の式典が行われ、錢高支部長は昨年の大阪府内の建設業における死亡災害の現状を述べられ、「当支部は今年創立60周年を迎えますが、引き続き安全な作業床の確保や二丁掛けフルハーネス型墜落制止用器具の使用徹底等により墜落・転落災害の撲滅を目指す『ストップ・ザ・ついらく』をはじめ、『ご安全に運動』を強力に推進し、安全衛生パトロールや研修会など積極的に実施することで『労働災害ゼロ』を目指してまいります。本年4月から適用される時間外労働時間上限規制や2025年に開催が予定されている大阪・関西万博に関連する工事量の増加等、対応すべきことも多々ございます。しかし、そのことが要因で労働災害が増加することのないよう、当支部といたしましては、私たち自身が協力企業の皆さんと安全管理の重要性を再確認するとともに大阪労働局および各労働基準監督署との連携を一層強化し、労働災害の根絶を目指して、より実効性のある労働災害防止活動に取り組み、大阪の建設業における安全衛生管理水準の向上に尽力する所存です。大阪労働局の皆様には引き続き倍旧のご指導とご支援を、当支部参与の皆様には事業運営への更なるご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と挨拶されました。

 

錢高支部長