【大阪労働局 健康課長】令和7年を振り返って

 建設業労働災害防止協会大阪府支部及び分会の皆様におかれましては、労働基準行政の推進、とりわけ労働者の健康確保対策に格別の御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 令和7年を振り返りますと、「大阪・関西万博」工事現場において、世界最大級の木造建築物となる「大屋根リング」や「各国のパビリオン」が完成し、大きな災害の発生もなく、「大阪・関西万博」が開催されたこと。
 また、12年ぶりに大阪において、「全国産業安全衛生大会」が開催され、大阪労働局では、同時開催されました「緑十字展」において、建災防大阪府支部の会員の皆さまから提供いただきました「熱中症対策事例」や「化学物質管理事例」のパネル展示等をさせていただき盛況のままに閉会することができたことが、特に印象深い記憶となっています。
 災害発生状況の関係では、特に、令和7年は酷暑であったにも関わらず、多くの工事現場で熱中症対策を実施していただいた結果、熱中症の業種別発生状況が全国に比して、大阪では建設業が少ない状況となりました。改めて皆様方の熱中症対策への取組みに敬意を表します。
 令和8年度においても気象庁の長期予報では、4月以降近畿地方の気温は平年より高くなるとされています。
 健康課では、令和8年度においても引き続き、5月から9月の期間「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」に基づく「熱中症対策」の周知啓発を行うとともに、「自律的な化学物質管理」や「石綿による障害予防対策」、「腰痛予防対策」、「メンタルヘルス対策」、「過労死等防止対策」、「治療と就労の両立支援の普及促進」などの各種の行政施策の普及促進を図っていくこととしております。
 また、令和9年度を最終年度とする大阪労働局第14次労働災害防止推進計画(5か年計画)の各種労働衛生施策の目標の達成に向けて、各種施策を展開する予定としております。
 令和8年度におきましても、建設業労働災害防止協会大阪府支部及び地区分会の会員の皆様には、これら各種施策の普及促進に御協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。

大阪労働局 労働基準部 山口 浩光 健康課長