【大阪労働局長】新年のご挨拶

高橋 秀誠 大阪労働局長
令和8年の新年を迎え、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
建設業労働災害防止協会大阪府支部支部長様、並びに、会員事業場の皆様方には、平素より、労働行政の推進、とりわけ、建設業における労働災害防止対策に対し、多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、貴支部及び会員事業場皆様方の安全に対する真摯な取組とたゆまぬご尽力により、大阪府内の建設業における死傷災害の発生件数は例年を大きく下回って推移いたしました。改めて、皆様方のご貢献に深く敬意を表します。同時に、この成果は、建設業の現場で働く全ての皆様による並々ならぬ熱意と努力の賜物であり、心から感謝申し上げます。
大阪労働局では、労働災害、とりわけ墜落・転落災害の防止を最重要課題とし、「大阪発・新4S運動」の一環として、「命綱GO活動」を展開しております。これは、設備による墜落防止対策の徹底に加え、墜落制止用器具の確実な使用を促すための活動であります。
また、本年からは個人事業者(一人親方)等に対する安全衛生に関する改正法令が施行され、元請事業場が講ずべき安全衛生対策の範囲が拡大するなど、建設現場全体としての安全確保の責任がより明確になっています。
貴支部及び会員事業場の皆様方におかれましては、こうした災害防止に向けた取組や安全確保に向けた法改正の趣旨をご理解いただき、個人事業者(一人親方)等を含めた現場で働く全ての方々への周知と実践の徹底に向け、これまで以上のご協力をお願い申し上げます。
一方、建設業界における長時間労働の抑制や連続休暇の取得促進を通じた労働環境の改善についても、近年、本格的に進展しております。こうした取組は、単なる法令遵守にとどまらず、建設業界の安全で安心して働ける魅力ある職場づくりを通じて、人手不足の解消や人材の確保・定着に直結する最も有効な対策であると確信しております。さらに、このことが、生産性の向上と労働災害の減少という好循環を生み出します。
貴支部並びに会員事業場の皆様方におかれましては、災害「ゼロ」を目指した職場の安全対策の徹底とともに、職場環境の改善へのご対応につきましても、事業経営の最優先事項としてご配意いただきますよう、引き続き、ご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます。
結びに、貴支部及び会員事業場の皆様方の本年一年のご健勝とご活躍、事業の更なるご発展、そして何よりも無事故・無災害を心からご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。