新年安全祈願祭

錢高支部長

 建災防大阪府支部は、117日(火)に大阪市天王寺区の生國魂神社で新年安全祈願祭を執り行いました。

 安全祈願祭には、大阪労働局から小野 祥二 安全課長をはじめ局幹部をお招きし、錢高 久善 支部長、参与ら関係者約30名が出席しました。

 神官によるお祓い、祝詞奏上が行われたあと、錢高支部長が神前に玉串を奉奠し、今年1年の建設工事の安全を祈願しました。

 神事のあと、安全祈願の式典が行われ、錢高支部長は、昨年の大阪府内の建設業における死亡災害の現状を述べられた後、「当支部といたしましては、引き続き安全な作業床の確保や新規格の墜落制止用器具の使用徹底等により墜落・転落災害の撲滅を目指す『ストップ・ザ・ついらく』をはじめ『ご安全に運動』を強力に推進します。併せて、適切な新型コロナ対策のもと、安全衛生パトロールや研修会などを積極的に実施することで『労働災害ゼロ』を目指してまいります。また、種々の法令改正に対応した技能講習や安全衛生教育等の充実を図るとともに、労働災害撲滅の輪を広げるべく非会員会社への加入促進活動にも注力してまいる所存です。現在、大阪府内では万博開催に向けた関連工事が始まっており、工事量の増加が予想されます。工事量に比例して、労働災害が増加することのないよう、大阪労働局および各労働基準監督署と連携を図りながら、労働災害の根絶を目指して、より実効性のある労働災害防止活動に取り組み、大阪の建設業における安全衛生管理水準の向上に尽力する所存です。大阪労働局の皆様には引き続き倍旧のご指導とご支援を、当支部参与の皆様には事業運営への更なるご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と挨拶されました。