新年安全祈願祭

新年安全祈願祭の様子

 

 建災防大阪府支部は、120日(月)に大阪市天王寺区の生國魂神社で新年安全祈願祭を執り行いました。

 安全祈願祭には、大阪労働局から井上 真 大阪労働局長をはじめ局幹部を招き、奥村 太加典 支部長、参与ら関係者約50名が出席しました。

 神官によるお祓い、祝詞奏上が行われたあと、奥村支部長が神前に玉串を奉奠し、今年一年の建設工事の安全を祈願しました。

 神事のあと、直会(なおらい)が行われ、奥村支部長は、昨年の大阪府内の建設業における死亡災害の現状を述べられた後、「当支部といたしましては、引き続き墜落・転落災害の防止に重点を置きながら「ご安全に運動」を強力に推進し、安全衛生パトロールや研修会などを積極的に実施することで「労働災害ゼロ」を目指してまいります。併せて、各種技能講習や安全衛生教育等の充実を図るとともに、労働災害撲滅の輪を広げるべく非会員会社への加入促進活動にも注力してまいる所存です。大阪府下における建設業界は、大阪・関西万博を5年後に控え、インフラ整備等による工事量の増加が見込まれます。そのなかで、労働災害を防止するためには、建設業に携わるすべての関係者が積極的に労働災害防止に取組むことや、それぞれの連携が必要となります。当支部はその活動の先導役となるべく努力してまいりますので、大阪労働局の皆様方には引き続き倍旧のご指導とご支援を、当支部参与の皆様には事業運営への更なるご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」と挨拶しました。

 続いて井上局長が、「建設業に人が集い、魅力的であるためには安全で安心して働ける職場環境の整備が重要であり、労働災害の防止とともに推進していく必要があります。今後とも皆様のご協力を得ながら施策の推進にあたってまいります」と挨拶されました。